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カスペルスキーは使ってみたいし気になる、というか実際にカスペルスキー使ってるけど、検索するときに「カスペルスキー 危険」とでてきて使おうか不安になって迷ってる。本当に危険なのかを知って安心して使えるようになりたいな。
こういった疑問に答えます。
本記事の信頼性
1. AV-Comparatives
- 概要
オーストリアを拠点とする独立したテスト機関。ウイルス対策ソフトの検出率、パフォーマンス(軽さ)、誤検出率などを多角的に評価。 - 主なテスト項目
リアルワールドプロテクションテスト(実際の脅威に対する防御力)
マルウェア検出テスト(既知・未知の脅威への対応力)
パフォーマンステスト(システムへの負荷や軽さ) - 特徴
最新のセキュリティ動向に基づき、業界標準を形成する信頼性の高いデータを提供。多くのメーカーが自社の製品評価に引用しています。 - 公式サイト
https://www.av-comparatives.org
2. AV-TEST
- 概要
ドイツを拠点としたセキュリティソフト評価機関。年間を通じて定期的なテストを実施し、広範なデータベースを活用。 - 主なテスト項目
保護性能(Protection)
パフォーマンス(Performance)
使いやすさ(Usability)(誤検出の少なさなど) - 特徴
点数(6点満点)による評価形式で、一般ユーザーにもわかりやすい。PC、Mac、モバイル用セキュリティソフトの評価も行っています。 - 公式サイト
https://www.av-test.org
3. SE Labs
- 概要
イギリスに拠点を置くセキュリティ評価機関。特にリアルタイムの脅威に対する防御力に重点を置いたテストを実施。 - 主なテスト項目
リアルタイム攻撃テスト
フィッシング対策評価 - 特徴
攻撃者視点でのシミュレーションテストが強み。特定のシナリオでソフトの効果を評価します。 - 公式サイト
https://selabs.uk
4. MRG Effitas
- 概要
イギリスを拠点とする専門機関で、特に金融詐欺やランサムウェア対策のテストに注力しています。 - 主なテスト項目
オンラインバンキング保護テスト
ランサムウェア対策能力 - 特徴
金融業界に強い信頼を持ち、実際の脅威に対するリアルな評価を提供。 - 公式サイト
https://www.mrg-effitas.com
この記事を読むとカスペルスキーが危険なソフトなのかを専門家の意見をもとに聞けて、カスペルスキーを安心して使うことができるようになりますよ。
この記事を書いている私は、カスペルスキーに関しての研究データを閲覧したり、実際にカスペルスキーの使用経験があります。カスペルスキーが危険かどうかは専門家の意見をもとに判断できますよ。
【結論】カスペルスキーは危険ではない。だけど安心できないなら使わないのが吉。
結論としては、カスペルスキーは危険ではありません。
理由としては、危険と言われる過去や国のイメージで判断されている部分はありますが、事実ベースで個人利用した場合での【危険】といわれるエビデンスがないからです。
危険と言われる根拠がない
たとえばですけど、日本や海外で「カスペルスキーに情報が盗まれた」や、「ロシアにデータが送られている」という情報が一切ないです。それでカスペルスキーは危険だと言われても危険と証明できる根拠がないんですよね。
筆者の見解は「危険じゃない」
もちろんこれから、カスペルスキーが危険と言われる理由3つで、なぜ危険といわれるようになったかは解説します。
しかし、それはあくまでも事実というよりかは国民のバイアスであったりウワサでしかないので、わたしの見解では「危険といわれる根拠がないからカスペルスキーは危険ではないと言い切れる」というのが私の見解です。
カスペルスキーの評判やレビューはこちら

とはいえ、それでも安心できないなら他社ソフトがおすすめ
「とはいっても危険と言われた過去があるなら怪しくない?火がないところに煙はたたないじゃないですか」という意見もあると思います。
ゆうが
おすすめのソフトはこちらの記事で世界一わかりやすく&詳しく書いているので読んでください。
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【専門家の意見】カスペルスキーが危険と言われる3つの理由【反論あり】
では具体的にカスペルスキーが危険と言われる3つの理由を解説していきます。結論としては下記の3つです。
- ロシア企業というだけで怪しまれてる
- 過去に「ロシアに情報が漏れた」と報道があった
- 企業や公的機関が導入してない=危ないという認知
ひとつづつ解説していきます。
理由1. ロシア企業というだけで怪しまれてる

カスペルスキーを開発している企業はロシアです。
ロシアが開発しているのは悪いことではないですが、現状は世界的にみてロシアという国の性質上「ロシアは危ない」「政府が情報を引き出す可能性がある」という価値観で、アメリカなどがカスペルスキーの使用禁止を決めています。
具体的には、
ゆうが
反論1. カスペルスキーは客観的に安全性が証明されている
わたしの反論としては、カスペルスキーは危険ではないです。理由としては、カスペルスキーは客観的に安全性が証明されているからです。
たとえば、トランスペアレンシーセンターといわれる、企業の透明性向上を目的とした施設またはプログラムを実施しており、具体的にはカスペルスキー製品のソースコード、ソフトウェアアップデート、および脅威検知ルールのレビューを行うことができ、客観的に危険かどうかが判断できます。
ゆうが

毎年研究データから安全かどうかが評価されているので信頼性はかなり高いですよ(Kaspersky Global Transparency Initiativeの歴史|インタラクティブマップ)
こういった理由からカスペルスキーは安全といえます。
理由2. 過去に「ロシアに情報が漏れた」と報道があった
カスペルスキーが危険といわれる理由2つ目は、過去に「ロシアに情報が漏れた」と報道があったです。
この一件から「データがロシアに送られるのでは?」という不信感が一気に広がりました。
反論2. データを盗んだ証拠なし&データセンターをスイスに移した
そもそもこのデータがカスペルスキー経由で漏れたという事実がないです。
しかも、「スイスにデータセンターを移す」という選択をしており、安全性の証明と国際的な信頼を得れるように努力してます。(Kasperskyトランスペアレンシーセンター | Kaspersky | カスペルスキー )
こういった理由から事実としてカスペルスキーは情報を漏らしてないですし、安全の証明として情報をオープンにしたりロシアからスイスへとデータ保管場所を移転しているので危険ではないですね。
理由3. 企業や公的機関が導入してない=危ないという認知
理由1と同じで、企業や公的機関が導入してない=危ないという認知があります。たとえば、
- オランダ政府:国家の重要インフラには使わないと公式発表(2018年)(Dutch government to phase out use of Kaspersky anti-virus software)
- イギリス国家サイバーセキュリティセンター(NCSC):ロシア製ソフトの使用を控えるよう助言(Use of Russian technology products and services following the invasion of Ukraine)
- オーストラリア政府:2025年2月に政府機関での使用を全面禁止(Australia bans government use of Kaspersky software due to ‘unacceptable security risk’)
このように「政府が使用禁止をうたっている。大手企業での使用禁止」など、おっきいところが使用禁止を求めているから危険なのでは?という認知があります。そのため、個人使用でも危険だからカスペルスキーはやめておこうという考えになっていますね。
反論3. カスペルスキーは事実として安全性が証明されている
こちらも理由1と同じ理由で、トランスペアレンシーセンターといわれる、企業の透明性向上を目的とした施設またはプログラムを実施していたり、スイスにデータ保管場所を移したりして安全性と透明性を証明しています。
ゆうが
なのでカスペルスキーは危険とは言い切れないですね。
「じゃあ個人で使う分には危険じゃないの?」と思いますよね?そこに関して次の章で詳しく解説していきます。
【比較】カスペルスキーを使うのが不安な方は、他社ソフトがおすすめ
結論として、個人使用に関しては危険じゃないです。理由としては、さきほどもいったように
- そもそも個人利用でデータ漏えいなど危険といわれる根拠やデータがない
- カスペルスキーは事実として、安全性と透明性が証明されている
- 国が反対=危険という因果関係は証明されてない
こういった理由から個人利用に関してカスペルスキーは危険ではありません。むしろ安全に利用できます。
それでもカスペルスキーを使うのが不安な方は、他社ソフトがおすすめ
「とはいえカスペルスキーを使うのはやっぱり不安だな」ってかたは、他社ソフトを使えばその不安はなくなりますよ!具体的に比較すると下記です。
セキュリティソフトを比較すると上記になります。危険だとあまり言われてないのは、「ノートン、ウイルスバスター、マカフィー」などですね。とくにウイルスバスターなら日本国内のセキュリティソフトなので信頼性はかなり高いですね。
もし、海外のソフト=なんか危険かも?というかたは「ウイルスバスター」がとてもおすすめですね。
セキュリティソフトの選び方や性能や評判など、詳しく解説している記事があるので、「カスペルスキー以外のソフトを見てみたいな」というかたは一度ご覧ください。
世界一わかりやすくセキュリティソフトのおすすめを解説
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「カスペルスキー 危険」に関するよくある質問
ここではカスペルスキー危険ということに関してよくある質問に答えていきます。
カスペルスキーはやめるべきでしょうか?
記事を読んだ上で「不安と思う」ならやめるべき。
セキュリティ性能としては研究データからも高評価を得ていますが、さきほども説明したように「ロシア製のソフト」という点だけでオーストラリアやオランダ、アメリカで利用制限がされているので、不安がある方は他社ソフトに乗り換えたほうがいいですね。
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カスペルスキーは日本から撤退するんですか?
現時点(2025年)ではカスペルスキーは日本から撤退していません。日本ではカスペルスキーを使うことができますよ。
カスペルスキーは日本で禁止されているのですか?
現時点(2025年)では、禁止はされていません。しかしNTTはカスペルスキーの使用中止を検討しています。
NTTデータはカスペルスキーがリスクであると使用中止の検討をしています。(NTT、カスペルスキー使用中止を検討 ロシアのウイルス対策ソフト)
日本政府はカスペルスキーについてどのような対応をしていますか?
とくに禁止する動きや規制する動きはありませんね。
カスペルスキーから乗り換えるなら、どのセキュリティソフトが良いですか?
わたしのおすすめとしては下記の3つのソフトがおすすめです。
- ノートン:信頼性と総合機能が高く、米国製で安心感がある
- ウイルスバスター:日本ユーザー向けで使いやすくサポートが充実
- アバスト:価格と性能とコスパが高いバランスのとれたソフト
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まとめ:カスペルスキーは危険ではない。だけど安心できないなら使わないのが吉。
本記事をまとめると
- ロシア企業というだけで怪しまれてる
- 過去に「ロシアに情報が漏れた」と報道があった
- 企業や公的機関が導入してない=危ないという認知
- カスペルスキーは客観的に安全性が証明されている
- データを盗んだ証拠なし&データセンターをスイスに移した
- カスペルスキーは事実として安全性が証明されている
こういった理由から、わたしの見解としては「カスペルスキーは危険ではない。安心して使える」のがわたしの見解です。
それでも不安という方は、他社セキュリティソフトがおすすめ!
「とはいえ、やっぱりカスペルスキーじゃ不安だよ」ってかたもいると思います。その気持ちはめっちゃわかります。結局国が反対している=危険だよねっていう意見は納得できます。
ゆうが
具体的にはこちらの記事で世界一わかりやすく解説しているのでゼッタイみてください。
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参考にさせていただいた専門サイト
- Australia bans government use of Kaspersky software due to ‘unacceptable security risk’
- Use of Russian technology products and services following the invasion of Ukraine
- Dutch government to phase out use of Kaspersky anti-virus software
- https://www.kaspersky.co.jp/transparency-center
- NSAの機密情報がロシアに流出、カスペルスキー製品経由か–WSJ
- Russian Hackers Stole NSA Data on U.S. Cyber Defense
- Kaspersky Global Transparency Initiativeの歴史|インタラクティブマップ
カスペルスキー、米が安全保障上の脅威に指定…4億人超利用のセキュリティーソフト