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「iPhoneやiPadはウイルスに感染した事例はあるの?」と思ったことありませんか?結論から言うとiPhone/iPadはウイルスに感染した事例はありません。
しかし、ウイルスには感染しないものの詐欺サイトに引っかかったりデータを盗まれるという事例はあります。本記事では事例などを用いて解説していきます。
本記事の信頼性
1. AV-Comparatives
- 概要
オーストリアを拠点とする独立したテスト機関。ウイルス対策ソフトの検出率、パフォーマンス(軽さ)、誤検出率などを多角的に評価。 - 主なテスト項目
リアルワールドプロテクションテスト(実際の脅威に対する防御力)
マルウェア検出テスト(既知・未知の脅威への対応力)
パフォーマンステスト(システムへの負荷や軽さ) - 特徴
最新のセキュリティ動向に基づき、業界標準を形成する信頼性の高いデータを提供。多くのメーカーが自社の製品評価に引用しています。 - 公式サイト
https://www.av-comparatives.org
2. AV-TEST
- 概要
ドイツを拠点としたセキュリティソフト評価機関。年間を通じて定期的なテストを実施し、広範なデータベースを活用。 - 主なテスト項目
保護性能(Protection)
パフォーマンス(Performance)
使いやすさ(Usability)(誤検出の少なさなど) - 特徴
点数(6点満点)による評価形式で、一般ユーザーにもわかりやすい。PC、Mac、モバイル用セキュリティソフトの評価も行っています。 - 公式サイト
https://www.av-test.org
3. SE Labs
- 概要
イギリスに拠点を置くセキュリティ評価機関。特にリアルタイムの脅威に対する防御力に重点を置いたテストを実施。 - 主なテスト項目
リアルタイム攻撃テスト
フィッシング対策評価 - 特徴
攻撃者視点でのシミュレーションテストが強み。特定のシナリオでソフトの効果を評価します。 - 公式サイト
https://selabs.uk
4. MRG Effitas
- 概要
イギリスを拠点とする専門機関で、特に金融詐欺やランサムウェア対策のテストに注力しています。 - 主なテスト項目
オンラインバンキング保護テスト
ランサムウェア対策能力 - 特徴
金融業界に強い信頼を持ち、実際の脅威に対するリアルな評価を提供。 - 公式サイト
https://www.mrg-effitas.com
iPhone/iPadがウイルスに感染した事例はあるのか
はじめに言ったように結論としては、iPhone/iPadがウイルスに感染した事例はありません。なぜ感染しないのか理由は2つあります。
- iPhone(iOS)は最強セキュリティのソフトウェア
- App Storeで人間が厳しく審査している
1. iPhone(iOS)は最強セキュリティのソフトウェア

たとえば、ウイルス対策ソフトを販売しているカスペルスキーの記事ではこのように言っています。
Appleのオペレーティングシステムが、各アプリが別々の仮想空間で実行されるように設計されているためです。基本的に、アプリ間の相互作用は制限されており、ウイルスの拡散が困難になっています。
つまり、iPhoneを作っているAppleはウイルスが入らないような仕組みを作っているからウイルスに感染しないのです。
2. App Storeで人間が厳しく審査している

こちらも同じくカスペルスキーの記事を引用すると下記。
Appleはすべてのアプリに対して厳格な審査プロセスを持っています。そのため、マルウェアに感染したアプリがダウンロードできるようになる可能性は非常に低いです。
つまりiPhone自体そもそもウイルスを作れないような仕組みを作っていて、App Storeでの厳しい審査をしているからiPhone/iPadは感染事例がないのです。
iPhone/iPadにウイルス対策ソフトは必要?
私の結論としては、一応ウイルス対策ソフト(アプリ)を入れたほうがいいです。理由として、ウイルスに感染はしませんが詐欺が起きた事例があるからです。
iPhoneはウイルスには感染しないが詐欺にあった

さきほどApp Storeは厳しく審査して通り抜けたアプリしかないといいましたが、最近のニュースではその審査が甘くて詐欺られたということがありました。
内容としては、App Storeでダウンロードした仮想通貨のアプリに1億円ほど盗まれたという内容です。
参考:App Store掲載の偽アプリで1億円超のビットコインが盗まれる
なので、iPhoneはウイルス自体には感染しませんが詐欺などが発生したという事例があります。
ウイルスではない、詐欺の対策が必要

たとえば、SMSでAmazonからカード情報の開示の連絡が来たとか、サイトを見ていたらいきなり「ウイルスに感染しました!」と表示が出た。みたいなことありませんか?こういったのは全て詐欺でしてカード情報を盗んだりします。
つまり、ウイルスとは別の詐欺にあわないために対策をする必要があります。
【無料】iPhone/iPad用のウイルス対策アプリ
結論としては下記の2つです。
- アバスト モバイル セキュリティ
- カスペルスキー インターネット セキュリティ
とりあえず、どちらかのアプリを入れておけば詐欺からは身を守ってくれるので必ず入れましょう。
1. アバスト モバイル セキュリティ
こちらのアプリは、アバストというウイルス対策ソフトの中では有名な会社が作っているアプリで
- VPNの登録
- Wi-Fiの保護
- メールアドレスの流失チェック
- 詐欺サイトやメールから守ってくれる
こんな感じに無料とは思えないほどの高機能さがあります。怪しい詐欺サイトやメールから身を守ってくれるので、とりあえず入れておいて損はないです。
2. カスペルスキー インターネット セキュリティ
こちらは先程から何度も登場していた、カスペルスキーという会社のアプリで
- 怪しいサイトのアクセスをブロック
- 特定のコンテンツを表示しないように設定できる
こんな感じで詐欺から身を守ってくれる、シンプルな機能があります。
まとめ:iPhoneやiPadはウイルスに感染しないけど、詐欺には引っかかる
- iPhoneやiPadはウイルスに感染しない
- ウイルス対策よりも詐欺対策をするべき
iPhone/iPadはウイルスに感染しませんが詐欺に合う可能性があります。なので、心配な方はどっちのアプリでもいいので無料のウイルス対策アプリを入れましょう。
ちなみに私はカスペルスキー インターネット セキュリティを使っています。
補足:無料アプリだと不安な方へ
「無料アプリってあくまでも無料だからなんか心配」こういった疑問もあると思います。
そういった方は「ノートン 360」をおすすめします。
万が一変なサイトにアクセスしたとしても通知で知らせてくれます。
詳しくは下記の記事にて解説したので気になる方はご覧ください。
